手あてとお灸の会
やわらく包むようにふれる手あて
赤ちゃんのころこうしてふれてもらえたのだと思うと
優しさからのふれあいに安心で守られるようです
生命力の強い蓬の新芽を摘み乾かし 乾いた蓬を搗きます
色が白くなるまで精製を繰り返し
蓬の裏にある白い産毛だけを取り出したモグサは 家族を健やかにする相棒となります
手あてでからだを整えたら
ロウソクに火を灯し
モグサをひねりツボに置き 線香に火をうつしモグサに灯します
日々ふれて交わす わたしの身体とのあいさつです
繊細に感じる手をつくること 弱いところに小さな火をおき
少ないエネルギーで必要な効果を生む
小さくても積み重ねるその力は必ず変化を起こします
手をあてる姿と自ら整える灸
それらの行為と景色が 家族の平和をつくること
話し合い ともに歩んでいきたいです