よもぎ摘み

 

 

旧暦三月三日

 

最低気温 3.1℃

最高気温 13.8℃

つい2日前は29℃まで上がったのに北風が冷たい日

 

 

今年も蓬を摘みはじめました

 

まだまだ小さいけれどこれからどんどん大きくふえるものだから

ためらわずに摘みました

 

 

鍼灸師資格をとってから早いもので10年になりました

(同級生なのでふたりともです)

 

 

身体のことを学べば自ずと環境のこと食べもののこと

そして生き方について思慮深くなるものです

 

 

10年も経ちましたが

灸だけに関しては家族の整えとして

身体の疲労や不調への 日々の助けになっており

その実感があるので

治療に関係なく訪れた友人にもよく施したり、おしえてみたりを細々と続けてきました

 

 

とくに長野へ越してからは

四季を感じられる土地に暮らし
さまざまな植物を目の前にしているからか自然と
たくさんの蓬を摘み毎年モグサをつくるようになりました

 

毎年モグサをつくり寝かせ

よいものができるようになったら

モグサを使い治療する方や自分自身へ施すために必要な方へ届けられるように準備をしてゆきたいです

 

 

わたしを守ったり整えたりしてくれたモグサは

 

「ゆっくりでいいよ」って言ってくれるようです

たしかに

モグサは寝かせなければいけないものなの

ゆっくりでいいのですよね

 

 

ひとつずつ摘み

 

風と光で乾かし

 

よく揉みふるい

 

ほわほわのモグサをつくっていきますよ

 

 

そしてそれをきれいにパッケージするのに

一緒にデザインしたりするひとと出会っていきたいな、というのが

このところ浮かんでくるひとつの景色です

 

 

いつかどこかで出会えますように

 

または

 

すでに出会ってる中でそんなひとが現れ

お話ができますように◯