ひふみゆ の ゆらい
あたらしい家号について
naluことさとみさんに相談のお手紙をかいたあたりから
それとは関係なく ふたつの音をこえにしていました
ふ ー ー ー
み ー ー ー
数週間はずっと ふ み ふ み と
さむい冬に裏山へいっては雪のなか ふ み ふ み と
ただそれだけで 口をひらけば
「ふ」 と 「み」 でうたっていました
3月に四国へさとみさんに逢いに訪れました
彼女は散歩に連れ出してくれ 息子くんがここをジャンプしたの と思い出し再び感動しながら話してくれたり
山菜を摘み 落ちてるミョウガを拾ってかじりながら
この土地はいいねぇとあれこれ話しながら3人で歩きました
少し登ったこんぴらさんに着くと彼女は祝詞をあげました
そしてそのこえの揺らぎを
すーーー と
まっすぐ透明な存在 を 背にかんじながら
目下におおきなおおきな青を眺め
目を瞑ると
潮風にざぶんと悦んでつつまれる
あー
あー
海にいるんだな
意識を心地よく ゆらゆら漂わせていると
いつの間にか祝詞は終わっていたようで
「あの 家号なんだけどね」
とさとみさんが話しかけてくれました
ひふみゆ
という なまえ
どうかな
。. . . .
。ひふみ
。は
。浄化のおと
。わたし
。あなた
。せかい
。を お掃除して
。きれいにする
。余計なものは 手放して
。さようなら
。そして
。さんきゅーを
。潔く 今
。を
。まっさら 寛げるものに
。調える
。そうした
。せかい(ゆ) を
。結(ゆ)う
。ふたり
。ひふみゆ
。こんなおとに なりました
。. . . .
「ふたりのやっていることはひふみだよ」
と力強く話してくれたことがよく響いている
わたしたちはなんだろう となんどもなんどもわからなくなっては
ふたりで泣いていたからね
と そのときも涙があふれてしまった
なんと身にあまるほどの、 でも
はじめてわたしたちの姿を言語化してもらったようでありがたかったです
ゆ
とは 沖縄のことばで せかい といういみだそう
ひふみ の せかい
ひひひ も
ふふふ も
みぃー も
力がぬけて わらっていて
ゆぅー ってば
ちゅー みたいな口の形になるから愛らしい
わらいながら両手を広げてまっていて ふわりとハグをして チューしちゃう
ひふみゆ の音をうけとり そんなイメージがわきました
とてもとても とてもお気に入りのなまえです
naluさんをお呼びしての こえの場開き
皐月の満月のことでした
あのときは感じきれていなかったけれど
今となっては なくてはならなかった大切な会だと
森に足を運びふれあうたびにわかるようになりました
この森に近づきたい
どういう存在か知り感じたい
みんなと共にありたい
という思いを伝えられたこと
ひとが集まり わ になり
こえにより森とつながろうとする
naluさんとだから生まれたあのときだったと思います
このところとても 森と仲良くなってきた感覚がふたりともあります
きっと ズカズカと急いで踏み込まずに
彼らにタイミングをあわせ
ゆっくりゆっくり時間をかけたことで
ほんとうにたくさんの「いいよー◯」を受けとれているのかな
と思います